2008年 05月 08日
宮子姫 |
「宮子姫」 ご存知でしょか?
「かみなが姫」という昔話として語り継がれていて、ここ御坊市出身とされています。
「宮子姫伝説」とされているお話は・・
西暦700年頃、九海士[くあま]の里、(現代の御坊市湯川町下富安)に住む、
海女の夫婦は、子宝に恵まれないことから氏神の八幡宮(御坊市藤田町吉田の八幡神社)
にお祈りしたところ、女の子を授かり、「宮子」と名付け、大切に育てていたのですが
大きくなっても宮子には髪が生えてこず、両親は悲嘆にくれていました。
ある日、母親が海に潜っていると、海底に光輝くものを見つけました。
それは黄金に輝く小さな観音様でした。
海から持ち帰った観音様をお祀りして、毎日お祈りしていると、
宮子の髪が生え始めました。
髪はどんどん伸び、長く美しい髪をした宮子のことを、
里の人々は「髪長姫」というようになりました。
ある日、宮子が黒くて美しい髪をすいていると
つばめがきて,その髪を一本くわえて飛んでいき、
奈良の都へと運び、当時絶大な勢力を誇っていた藤原不比等の屋敷へ巣をつくりました。
巣から垂れている長い黒髪を見た不比等はその髪の主を探し出し
養女として迎え入れました。当時長く美しい髪は美人の証しでありました。
不比等の養女となった宮子は、後に文武天皇のお后となり、
奈良の東大寺を建立した聖武天皇の御生母となりました。
文武天皇は、宮子姫がご恩返しのための寺を建てることを
命じ、大宝元年(西暦701年)道成寺が建立されました。
宮子姫伝説には諸説いろいろあるそうですが
昔話として語り継がれているのはこのようなお話です。
「かみなが姫」という昔話として語り継がれていて、ここ御坊市出身とされています。
「宮子姫伝説」とされているお話は・・
西暦700年頃、九海士[くあま]の里、(現代の御坊市湯川町下富安)に住む、
海女の夫婦は、子宝に恵まれないことから氏神の八幡宮(御坊市藤田町吉田の八幡神社)
にお祈りしたところ、女の子を授かり、「宮子」と名付け、大切に育てていたのですが
大きくなっても宮子には髪が生えてこず、両親は悲嘆にくれていました。
ある日、母親が海に潜っていると、海底に光輝くものを見つけました。
それは黄金に輝く小さな観音様でした。
海から持ち帰った観音様をお祀りして、毎日お祈りしていると、
宮子の髪が生え始めました。
髪はどんどん伸び、長く美しい髪をした宮子のことを、
里の人々は「髪長姫」というようになりました。
ある日、宮子が黒くて美しい髪をすいていると
つばめがきて,その髪を一本くわえて飛んでいき、
奈良の都へと運び、当時絶大な勢力を誇っていた藤原不比等の屋敷へ巣をつくりました。
巣から垂れている長い黒髪を見た不比等はその髪の主を探し出し
養女として迎え入れました。当時長く美しい髪は美人の証しでありました。
不比等の養女となった宮子は、後に文武天皇のお后となり、
奈良の東大寺を建立した聖武天皇の御生母となりました。
文武天皇は、宮子姫がご恩返しのための寺を建てることを
命じ、大宝元年(西暦701年)道成寺が建立されました。
宮子姫伝説には諸説いろいろあるそうですが
昔話として語り継がれているのはこのようなお話です。
by hashicho
| 2008-05-08 10:25